# マダニの恐怖とその対策:ミーアキャットと安心してお出かけするためのガイド
寒さが苦手なミーアキャットと暮らす私たちミーア飼いにとって、春から秋にかけてのシーズンはお出かけするチャンスが増える楽しみな時期です。
しかし、その裏に潜むのがマダニの存在、、
マダニは、飼い主やミーアキャットの健康を脅かし、時には飼い主やミーアキャットの命に関わる可能性もある、とても危険な存在です。
お散歩しないほうがいい?<なごみ
安心してください。マダニのことを知っておけば、きっと対処できます。
本記事では、
・マダニってなんで怖いの?
・どう行動すれば安全なの?
これらの疑問から、マダニの基礎知識とミーアキャットの安全を守るためのベストな行動方法について詳しく解説しています。
ミーアキャットと一緒の時間をもっと安心して楽しむために、一緒に学んでいきましょう!
## マダニが怖い理由:人とミーアキャットの健康を脅かす可能性
### マダニ、何が怖い?
マダニに噛まれると、6日~2週間くらい潜伏期間があってから、発熱や食欲低下・嘔吐・下痢などの症状が出る場合があります。
でも、マダニが本当に怖いとされる理由は、マダニが様々な病原体を運んでしまう点にあります。
その中には、私たち人間にも感染するものがあり、中には非常に高い致死率を持つものも存在します。
特に、SFTSウイルスに感染した場合、その致死率は約30% ※1とも言われています。
(国立感染症研究所)
さらに困ったことに、このウイルスに対するワクチンや治療薬はまだ存在しないため、対策は対症療法しかないというのが現状なのです。
なごみ<こわい
すべてのマダニが病原体を持っているわけではなく、それがどの程度の確率であるかは、まさに神のみぞ知るといったところです。
例えば、致死率が非常に高い「SFTSウイルス」を持っているマダニに咬まれ、それが発症する確率は、わずか0.3%程度だとされています。
その確率だけで比較すると、一年間で交通事故に遭遇する確率(2020年の統計で0.2%)くらいだと言えるかもしれません。
また、人間の免疫状態は個々で異なるため、中にはこのウイルスに感染しても無症状のままでいられる人もいます。
ただし、年齢が上がるほど重症化しやすい傾向があり、一度発症してしまうと、死に至る確率は3~5割と非常に高い致死率になります。
(https://www.takamatsu.jrc.or.jp/magazine/entry-1724.html)